2006年ブラジル日記　サンパウロ到着

いよいよブラジルへ出発です。

写真は既に到着して初日のコルダォン・ジ・オウロのホーダの様子です。

初めてのサルヴァドールはパートナーだった人と２人で、ポルトガル語も殆ど話すことができず、大変厳しかったパートナーについていくので精一杯でした。

２回目は多くの仲間たちと。オンジーナの仲間たちから多くを学び、必死に練習しました。

３回目は初めてのカルナヴァルを体験し、

４回目はまた多くの仲間たちとやってきました。

その後仕事で一度ベロ・オリゾンチ（ミナス・ジェライス州）に行きましたが、

５度目となるサルヴァドールは実に２年ぶりの訪問となります。

その間にトニーを初めとした私達の先生をブラジルから４度招き、日本とブラジル間で相互に
交流が深まったと思います。
そして2007年には、立ち上げに深く関わったカポエィラ･テンポ日本支部は５周年となります。
今回の旅はそれに向かっていく旅でもあります。

初年度からお世話になっていたヴァリグ・ブラジルがいよいよ日本支社を撤退することとなり、
今回から泣く泣く別会社でブラジルへ向かうことになりました。
そこで乗り継ぎがうまくいかないということがわかり、それならば今回はベロ・オリゾンチで
出会った人にお礼を言いにサン・パウロに寄ろうというアイデアが浮かびました。
するとその時期に友人のユキーニョの団体「コルダォン・ジ･オウロ」がバチザードを開催すると聞き、これは行かない手はないと１週間のサンパウロ滞在の後サルヴァドールへと向かうことになりました。

するとなぜか京都のカイス・ド・マールにゆきえさんと一緒に旅をすることになり、
大変楽しい旅の予感。

サンパウロに行くといったらいろんな方が力を貸してくださいました。
いつもこうして人に助けられながら自分の好きな道を歩くことができてとても恵まれているなと
感じます。

何人もの人にお礼を言わねばならず、すべての方を挙げることができないのですが、私のポルトガル語をいつも助けてくださるレズリー先生、（サンパウロでお母様にお会いできることになりました）今回の旅のコーディネート全般で力になってくださったまりほママ、現地情報をくれたユキーニョ、わがままな私達に誠意で接してくださる㈱ブラジル旅行社菅野さん、日本の留守を守ってくれる日本のメンバーのみんな、そしてこのわがままな生き方を認めてくれる両親に、本当にありがとうございます。

旅はひとつのけじめ。
今回は日本で充分練習できずくすぶっていた分を取り戻して行きたいと思います。

前日は別の人の送り出し会があり、50名以上が集ってみんなで宴会をやっていました。
単に飲みたいっていうのもあるんでしょうけど、結構な宴会になって結局2次会が終わったら2時
。そこから荷造りを再開して、最初は焦っていたのですが、意外と余裕で終わりました。
日本で終わらせないといけない事務関係も目標まで全て完了し（！）一安心。
とはいっても睡眠4時間で成田へ。今回も母が見送りに来てくれました。

また余裕で成田に着いて、普通にゆきえさんがいました。

16：30チェックインで19：00発だったんですが、結構混んでました。
パワーポート（機内のノートPC用電源）付きの席はもう埋まっており取れず…

今回は本当にみんな物は揃っているので、空港ですることもないので、母とゆきえさんと食事。
日本のおいしいうどん。母にコートを預けるのを忘れて（そのために来てもらっているのに…）
一瞬慌てたけど無事回収してもらえました。

出国審査も空いてて、余裕でロビーに到着。機内への手荷物チェックは厳しくなっていて、
ペットボトル・クリーム・ジェル状のものはNGです。結構いろんなものが取り上げられてました。

機内は思った以上にシート感覚が狭く、私は大丈夫だけどこのあとから来るかずさんにはかなり厳しいサイズだと思います。席は完全に満席で、一番後ろの席が１列空いていたのでゆきえさんと私で横になって寝てたらそこは乗務員が使うのでーと起こされました。残念。
アメリカン航空の食事は普通で、朝食がパンだけなのがちょっと足りない人には足りないと思い
ますがまあ本当に普通の内容。でもカツ丼に御寿司（カピカピ）にパンっていうのは炭水化物だけなんでは？？あと機内はかなり寒く乾燥しています。私は毛布3枚もらいました。そのくらい寒い。

ダラスまで10時間。乗り換えに4時間。ダラスからサンパウロまでまた12時間です。
でも前トモさんと一緒に行った時も思ったけど、いい人と一緒だとあっという間なもので、
とはいってもゆきえさんは徹夜で荷造りしてたそうなので爆睡。
私はおとなしくみうらじゅんの本を読んで、うとうと寝るのを繰り返してダラスまで。ダラスまでは本当にあっという間で、でも思った以上に足が激しく浮腫んできつかったです。

アメリカの入国審査はすっごい並んでて、次来る人達のために順番を書くと

到着→荷物ピックアップ→荷物を再度乗り継ぎのレールに預ける→再チェックイン→入国審査・税関
→手荷物チェック→自由の身となります。

入国審査場では、このボランティアに誇りを持っていると思われるきちんとした身なりの80台後半と思われるおじいちゃんが震える手で書類を事前チェックしてくれました。

手荷物チェックは全員靴まで脱がないといけません。うーん。

ゆきえさんどういうわけだかひっかかって不思議な小箱に入れられてました。
それが終わったらゆきえさん急に上がってきて、楽しい乗り継ぎ４時間。

ダラスのフォートワース空港はかなり新しく広くて綺麗で、店舗も充実しています。